- 肌荒れが治らない
- 皮膚科でもらった抗菌薬でも治らない
- 顔がかゆい・赤いブツブツ・ニキビができている
こんな症状で肌荒れにお悩みありませんか?
自分の枕にダニが潜んでいるなんて想像したくもありませんよね。
ところで、あなたは枕や枕カバーを最近いつ洗濯しましたか?
ダニが増殖してしまった枕は、とても不衛生な環境です。
その枕に毎日顔をつけていると肌が荒れてしまうのも、納得ですね。
またダニを吸い込むと肺炎などの病気になることもあるんです。
肌荒れの改善・病気の予防のためにも早くダニを対処しましょう!
- ダニによる肌荒れの原因と症状
- ダニを退治する方法
- 枕による肌荒れを予防する方法
ダニ対策をして悩みスッキリ、きれいな肌で上を向いていきましょう!
Contents
肌荒れの原因はダニ?
肌荒れの原因は、ダニそのものではありません。
ダニの死骸や糞などが原因です。
<ダニが好む環境>
- 温度20~30℃
- 湿度60~80%の高温多湿
- 暗い場所
- エサ(皮脂や汗など)が豊富な場所
ダニにとって好条件の家なんです!
ダニが原因の肌荒れ症状
- かゆみ
- 赤み
- ニキビ
- 肌荒れ
- 乾燥
これはダニの糞や死骸を顔に擦りつけてしまって起こります。
そのため改善の近道は、枕や枕カバーを清潔に保つことが大切!
また肌が乾燥している・アレルギー体質の方は出やすいため、スキンケアも大切ですよ。
肌荒れを治す方法3選
肌荒れの原因が分かったところで、今度は早く肌荒れを治す方法が気になってくると思います。
それも大切ですが他にも対策をすることで、元のきれいな肌に戻す近道になりますよ。
保湿する
皮膚が乾燥すると、弱い刺激でも炎症やかゆみを引き起こします。
寝ている間に引っ掻いて皮膚を傷つけてしまい、そこからダニのアレルゲンが侵入し肌荒れを引き起こすので保湿が大切です。
- 洗顔
メイクや皮脂などの汚れを残さないように、しっかり落としましょう。
大切なのは、ゴシゴシこすらないこと! - 化粧水
肌に水分を与えましょう。
ここで水分を補給しないと、肌を守ろうと油分が出て悪循環になります。 - 乳液
肌に油分を与え、先ほど補給した水分の蒸発を防ぎましょう。
枕や枕カバーを清潔にする
水洗いできる枕や枕カバーは洗濯しましょう。
寝ている間に、人は1日でコップ1杯の汗をかき、湿気が溜まります。
寝返りを打つことで皮脂や皮膚、髪の毛などがつき、ダニにはエサと程よい環境が出来上がってしまいます。
生きてるダニは爪をひっかけしがみつくため、洗濯で取り除くことは難しいんです。
しかし肌荒れの原因となるダニの死骸や糞を取り除くことができます。
皮膚科を受診する
肌荒れがひどい・なかなか治らない場合は、皮膚科を受診しましょう。
受診する時の注意点を伝えるわね。
- ダニが原因か相談する
- 皮膚アレルギー検査をしてもらえるか相談する
医師も患部を見ただけでは、「ダニアレルギー」か「にきびなどの炎症」が原因なのか判断しにくいです。問診の時に相談すれば、ダニアレルギーにあった薬を処方してもらえ肌改善の近道です!
ちなみに、なぜ抗菌薬がダニアレルギーに効果がないのかというと・・・
ダニは菌ではないからです。「にきびによる炎症」が原因の場合は効果がある薬です。
枕に潜むダニの種類
ただ、このプラスに働いてくれるダニも増えすぎてしまうと肌荒れの原因になってしまいます。
ダニを増やさないことが大切です。
どんなダニが枕にいるのか見ていきましょう。
顔にいる「皮膚ダニ」「顔ダニ」
「皮膚ダニ」と「顔ダニ」は、皮膚の余分な皮脂を食べてくれ肌のバランスを保つのに役立ってくれています。しかし顔をキレイに洗っていないと、増殖してしまい肌荒れの原因となります。
- 生活習慣や食生活の乱れ
睡眠不足は肌トラブルだけでなく、さまざまな不調が出ます。
また油分や糖分が多い食事は、皮膚にも油分が増えるため増殖の原因になります。 - 落とし損ねたメイク
メイクには油分が多く含まれているため、しっかり落とせていないとダニのエサを増やしてしまいます。ダニが増殖すると本来必要な皮脂まで食べてしまい皮膚が乾燥します。乾燥して落ちた皮膚もダニを増やす原因になり、どんどんダニにエサを与えてしまうので注意しましょう。 - メイク道具が不衛生
メイク道具をそのままにしておくと、酸化した油分や皮脂が残っていてメイクする時にダニアレルゲンが皮膚についてしまいます。そのためエサが増え、ダニ増殖の原因になります。月に一度は専用の洗剤などを使ってキレイにする。
枕に潜む「チリダニ」
チリダニ(ヒョウヒダニ)は、人に直接危害を加えるダニではありません。
しかし虫体や糞などはアレルゲンとなり、激しい痒みやアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎になります。
その落ちた皮膚もダニのエサになるから、負のループよ。
ダニから枕を守る方法
ここまでダニの被害を紹介してきましたが、顔や体が痒くなってきていませんか?
枕や枕カバーを洗う
水洗いできる枕や枕カバーは洗濯しましょう。
- 枕カバーは週に1~2回(オイルトリートメントや整髪剤などつける人は、毎日)
- 枕は年に1~2回
そういう時はタオルを枕カバーの上におけば、洗い替えの手間も抑えられるし新しくカバーを用意する必要もないですよ。
枕を水洗いする時は、素材によって水洗い出来ないものがあります。
使っている枕が洗えるものか洗濯表示を確認して見ましょう。
家庭の洗濯機で洗濯ができます。
液温は40℃を限度とし、手洗いによる洗濯処理ができるとされます。
引用元:洋服の青山
この桶のマークがある枕は水洗いして大丈夫です。
洗えない枕を洗ってしまうと型崩れや肌ざわりがかわり、使い心地が変わってしまうので注意してくださいね。
枕の洗い方について詳しく知りたい方、「この際徹底的にやろう!」と思った方は関連記事でご紹介していますのでご覧ください。
>>洗濯機で枕が洗えるの?洗える枕の見分け方と、洗濯機による洗い方を解説
乾燥させて、ダニを死滅させる
布団乾燥機やコインランドリーの温風乾燥で乾燥させる。
- 50℃以上の熱
- 湿度50%以下
この弱点をつけば、ダニを死滅させることができます!
天日干しは、ダニを殺せるほど乾燥できればいいのですが期待は薄いです。
湿気を出す程度と考えた方がいいでしょう。また夏場だとしても50℃を超えることはないので死滅させることはできません。
枕に掃除機をかけて、ダニの死骸を取り除く
布団クリーナーでアレルゲンとなる死骸や糞を取り除きましょう。
生きているダニはするどい爪でしがみついているため、掃除機では取り除けません。
熱や乾燥でダニを死滅させてから取り除くと効果的です!
また布団クリーナーより掃除機のヘッドを変えてするタイプの方吸引力の強いため、より多く取り除くことができますよ。
ダニ対策グッズを使う
ダニ対策グッズは、誘因して殺すタイプと乾燥させて殺すタイプがあります。
値段も色々あるため、自分にあったものを選んで使うといいですね。
ダニ取りシートについて、比較・解説している関連記事はこちらです。
ダニ取りシートに興味がある、購入を考えている、あまり手間をかける時間がない方はぜひ参考にしてみて下さい。
>>【2022年最新版】おすすめダニ取りシートランキングBEST3!【すべて効果検査済】
まとめ
ここまで読んで下さりありがとうございます。
今日からできることもあるので試してくださいね。
1日も早くキレイな肌と快眠が得れますように。
- 肌のバリアを高める
- ダニは増殖させない
- 寝る前は、必ず顔の汚れを落とす
- 定期的に枕・枕カバーを洗う