- 洗濯機で洗える枕の見分け方
- 洗濯機を使った洗い方
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枕は、1日に6時間くらい頭や顔と密着しています。それも毎日です。
枕カバーをかけていても、皮脂やフケ、よだれなどで、枕自体がだんだん汚れてきます。
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もし洗濯機で洗えるなら、手軽で助かりますね。
でも、自分が使っている枕は、洗濯できるのでしょうか。
また、洗濯するときに気をつけることはないでしょうか。
この記事では、洗濯できる枕の見分け方、洗濯機を使った洗い方について説明します。
Contents
洗濯できる枕の見分け方
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枕には、洗濯できるものと、洗濯できないものがあります。
まず、この区別をすることが大切です。
洗濯できない枕を洗濯すると、枕を痛めてしまいます。
では、洗濯できるかできないか、どうやって判断したらいいのでしょうか。
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どういうことか、詳しく説明していきます。
洗濯表示タグを確認
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枕に洗濯表示タグが付いていれば、洗濯できるかできないか、洗濯機で洗えるか手洗いが必要かわかります。
タグではなく、枕の取扱説明書に書いてある場合もあります。
洗濯機で洗える枕
洗濯表示のうち、下の図のように洗い桶に水が入った表示が、洗濯のしかたを表します。
この図の3つのパターンであれば、洗濯機で洗えます。
この枕は、液温40度以下で、洗濯機で普通に洗濯できます
この枕は、液温40度以下で、洗濯機で弱い洗濯ができます
この枕は、液温40度以下で、洗濯機で非常に弱い洗濯ができます
洗い桶の下の線で、どれくらいソフトに洗濯すればよいか分かります。
線が多いほどソフトに洗濯する必要があります。
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下の図で見ると、さくちゃんの使っている枕は、一番下のマークが付いていたようです。
この枕は、『洗濯機で非常に弱い洗濯ができます』となっています。
洗濯機では洗えない枕
次のようなマークが付いている枕は、基本的には洗濯機では洗えません。
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この枕は、液温40度以下で、手洗いによる洗濯ができます
![](https://pillow-megamisama.com/wp-content/uploads/2022/03/h27_wash_100.jpg)
この枕は洗濯できません
ただし、高機能な洗濯機では、手洗いマークが付いていても洗濯機で洗える場合があります。
そのような洗濯コースがあるか、洗濯機の説明書を確認してください。
また、洗濯できない枕の場合は、枕カバーを頻繁に交換するなど、枕に汚れが付かないようにふだんから配慮が必要です。
洗濯表示を守らないとどうなるのか
洗濯表示を守らないで洗濯すると、肩こりなどの原因になってしまう可能性があります。
なぜなら、枕が痛んで固さ・形などが変わってしまうからです。
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せっかく、きれいな枕でよく眠るために洗濯したいのに、これでは逆効果です。
洗濯表示を守って、枕を長く使いましょう。
枕の素材で判断する
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洗濯タグや枕の説明書で洗濯表示が確認できなくても、枕の素材がわかれば、洗濯できるか判断できる場合があります。
洗濯できる素材・洗濯できない素材は、下記のとおりです。
- ポリエチレンパイプ
- ポリエステルわた
- ポリエチレンビーズ
- そばがら
- ビーズ
- 高反発ウレタン
- ラテックス
(例えば、一般的にはビーズ枕は洗濯できませんが、例外的に洗濯できるビーズ枕も存在するなど)
そのため、上記素材一覧は、あくまで目安として考えた方がいいでしょう。
※確実な情報を求めるのであれば、販売店に問い合わせるなどすることをオススメします。
洗濯機での洗いかた
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ここからは、洗濯機を使った枕の洗い方について説明します。
全体の流れは次のとおりです。
- 枕の中身が出ないように確認する
- 洗濯ネットに入れる
- 中性洗剤を使う
- 枕が浮かないように注意
- 洗濯機のコース設定
- しっかり乾かす
枕の中身が出ないように確認する
まず、洗濯中に枕の中身が出ないように、
枕にファスナーなどがあれば、しっかり閉じましょう。
洗濯ネットに入れる
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洗濯機で枕を洗う時は、洗濯ネットに入れましょう。
その理由は、枕が痛むのを防ぐためです。デリケートな衣類を洗うときと同じです。
洗濯ネットといっても色々ありますが、具体的には次のような洗濯ネットがオススメです。
- ネットの目が細かいもの:
万一、洗濯中に枕の中身が出ても、洗濯機に詰まって故障するのを防ぐ - 枕がそのまま入る、ゆったりサイズのもの:
洗濯で枕が変形するのを防ぐ
枕を小さい洗濯ネットにぎゅうぎゅうに詰めると、枕が変形して戻らないかもしれません。
こういうことから、ネットの目が細かく、ゆったりサイズの洗濯ネットに入れて洗いましょう。
液体の中性洗剤を使う
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枕の洗濯には、枕を痛めにくい液体の中性洗剤を使います。
良くわからなければ、おしゃれ着洗いの洗剤を使うのが簡単です。
洗濯用の洗剤には、中性のものと、弱アルカリ性のものがあります。
弱アルカリ性の洗剤を使うと、汚れはよく落ちます。
しかし、弱アルカリ性の洗剤は枕と化学反応を起こしてしまい、枕を痛める恐れがあります。
それに対して、中性の洗剤は化学反応を起さないので、枕を痛める心配がありません。
こういう理由で、液体の中性洗剤をオススメしています。
枕を洗う時は、液体洗剤を使いましょう。
粉末洗剤は、次の2つの理由で避けるのが無難です。
- 粉末洗剤は、ほとんどが中性ではなく弱アルカリ性です
- もし洗剤が水に溶けきらず、枕に直接つくと、枕を痛めてしまいます
枕が浮かないように注意
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洗う前に洗濯機の中で枕全体を水に浸して、枕の中の空気を抜きましょう。
完全に空気を抜く必要はなくて、枕が浮かなければOKです。
なぜなら、洗濯中に水に浮いてしまい、ちゃんと洗えていなかったということがあるからです。
例えば、ふんわりした枕は、中に空気をため込んでいることが多く、
水に浮きやすい傾向があります。
しっかり洗うためには、枕を水に浸して、洗濯中に枕が浮かないようにしましょう。
もし、枕を水に浸しても浮くようなら、縦型洗濯機なら洗濯キャップを使いましょう。
枕が水面まで浮かないように、この洗濯キャップで押さえます。
洗濯キャップの例:
![]()
(画像引用元:楽天市場)
なお、縦型洗濯機ではなくドラム式洗濯機の場合は話が違います。
ドラム式洗濯機では、洗濯キャップは使えません。
その理由は、ドラム式洗濯機の洗濯キャップは、
洗濯物がドアに近づかないようにするものだからです。
使用する目的が違うので、ドラム式洗濯機の場合は洗濯キャップは使えません。
枕を水に浸して空気を充分抜き、枕が浮かないようにしましょう。
洗濯機のコース設定
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いよいよ、洗濯表示に対応した洗濯コースを選んで、枕を洗いましょう
洗濯コースの呼び方や、どのコースがどの洗濯表示に対応しているかは、
メーカや洗濯機によって異なります。洗濯機の説明書を確認してください。
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洗濯コースの例:
![]()
(画像引用元:日立製作所)
しっかり乾かす
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洗濯が終われば、枕を干してしっかり乾かしましょう。
乾燥機や、洗濯機の乾燥機能は使いません。
普通の洗濯物と違って、枕は乾かすのに時間がかかります。
ものによりますが、数日かかる場合もあります。
中途半端に乾燥した状態では、雑菌が繁殖しやすくなります。
その状態の枕を使うと、嫌なニオイが出たりします。
これでは逆効果なので、完全に乾かしてから使いましょう。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
洗濯機で洗える枕をお使いの方は、一度試してみてください。
衛生面だけでなく精神的にもスッキリできるでしょう。
- 洗濯機で洗える枕かどうか、洗濯表示で確認する
- 洗濯機で洗う時は、目の細かい洗濯ネットに枕を入れる
- 使用する洗剤は、液体の中性洗剤
- 洗濯中に枕が水に浮かないように注意
- 洗濯機の説明書を見て、洗濯表示に合った洗濯コースを選ぶ