- 「枕を清潔に保たないと雑菌の温床になる?」
- 「毎日使う枕の雑菌が心配」
- 「清潔に保つお手入れ方法は?」
毎日枕を使っていてこんな疑問はありませんか?
寝具ソムリエ資格を持つ【まくらの女神様】が枕を清潔に使う為のお手入れ方法や、除菌方法について解説していきます。
- 枕の除菌方法が分かる
- 枕の手入れ方法が分かる
Contents
枕に着いた皮脂や垢などを放置するとダニや雑菌の温床に
毎日使う枕にも当然様々な菌が付着しているけど、不衛生なまま使っているとダニや雑菌の温床になるのよ
枕を清潔に保つお手入れ・除菌方法
- 枕カバーを洗う
- 枕を干して、湿気を飛ばす
- 除菌スプレーを使う
- 枕本体を洗う ※素材によってはNG
枕カバーを洗う
睡眠中の皮脂や垢などは枕カバーに多く付着します。
枕に着いた皮脂や垢などを温床に、ダニや雑菌が繁殖する為枕カバーはこまめに洗濯をしましょう。
洗濯の際は、エマールなどの中性洗剤を使うと生地へのダメージを抑えられ生地のゴワゴワ感などを軽減できます。
枕を清潔に保つ為に、枕カバーは週に1〜2度は洗濯をしましょう。
天日干し
- ポリエステル綿枕
- パイプ枕
- そばがら枕
- ビーズ枕
- ウレタン枕
- ラテックス枕
枕の中材が、ポリエステル綿・パイプ・そばがらは日光による素材のダメージや劣化が少ない為、天日干しに向いている枕と言えます。
逆に、ビーズ枕・ウレタン枕・ラテックス枕は日光による素材へのダメージで劣化や変形してしまう恐れがある為天日干しに向いていない枕と言えます。
- 枕カバーを外す
- 日当たりの良い場所に干す
- 枕全体を日光に当てる為、30分〜1時間を目安に裏返す
- 天日干し後に掃除機を使う
天日干しをする際は、10時〜14時ぐらいの紫外線が強い時間帯に干しましょう。
また、雨上がりなどで湿気が多い場合は、枕が湿気を吸収し内部に溜まる恐れがあるので、外で干す場合は雨上がりでは無い晴れ間を選びましょう。
天日干し後に、掃除機を使うと、枕の表面についたダニの死骸やホコリなどを除去出来ます。
物干し竿で干す場合は、枕用ハンガーを使うと吊るして干すことが出来ます。
(引用元:ニトリ公式通販 ニトリネット)
天日干しできる枕なら、週に1〜2回は日光に当てて干したいわね
- 天日干しをする際は枕の材質を確認する
- 干す際は、10時〜14時ぐらいの紫外線が強い時間帯を選ぶ
- 湿気の少ない日に干す
- 片面を30分〜1時間程度日光に当てる
- 干した後に掃除機を使うと、表面のダニやホコリを除去できる
- 週1〜2回は天日干しをする
日陰干し
天日干し同様、枕の中の水分を飛ばすことが出来るし、紫外線による素材へのダメージも防げるわ
- ビーズ枕
- ウレタン枕
- 羽毛枕
など、天日干しを避けたほうが良い枕は、湿気が少ない日を選び、風通しが良く直射日光の当たらない場所で日陰干しをしましょう。
除菌効果がある、消臭スプレーを使う
消臭効果や除菌効果を期待して大量にかけすぎると、かえって湿気が菌やカビの温床になったり、枕の種類によっては内部の湿気が中々抜けない場合があるの
低反発枕などで使用されている、ウレタンなどの素材は水分に触れると素材の劣化を引き起こします。
また、水分が抜けにくいといった素材自体の特性と、熱に弱く天日干しも出来ない為、消臭スプレーの過度な使用は控えましょう。
パイプ枕やポリエステル枕といった水に強い素材のまくらも同様に、内部の水分が菌やダニの温床となり得る為、表面を軽く噴霧する程度で使用しましょう。
洗濯をする
(引用元:消費者庁)
まとめ
- フケや皮脂を放置するとダニや雑菌の温床になる為清潔に保つ
- 枕カバーを週に1〜2回は洗濯をする
- 天日干しが出来る枕は週に1〜2回天日干しをする
- 天日干しが出来ない枕は日陰干しをする
- 除菌ができる消臭スプレーはかけすぎに注意
- 洗濯できる枕は洗濯をする
最後までお読みいただきありがとうございました。
清潔な枕で快適な眠りをお過ごしください。