『人生の3分の1は睡眠』と言われる程、人はたくさんの時間を睡眠に使っています。
その睡眠の質の向上のために“自分に合った枕”の使用は欠かせません!!
古い枕を新調!新しい枕を使うの楽しみ!とウッキウキ♪で購入したのに
いざ使おうと思ったら「何か変な臭いがする…こんなの使えない!」なんて経験ありませんか?
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Contents
新しい枕はなぜ臭う?
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皆さんは枕をどこで購入しますか?
枕専門店、寝具屋さん、某大型インテリアショップ、インターネット etc…
実際に店舗で試して臭いの確認もできたら1番いいですが
ネットで購入したり、実際にお店で試せない場合もあると思います。
そんな時、せっかく手に入れた新しい枕が臭いなんてショックですよね。
でも、あなたのせいではありません!
新品の枕が臭う原因はズバリ“素材独自の臭い”です!
新品でも臭ってしまう枕の素材は主に2種類あるので要チェック!
臭う素材① ウレタン素材
ウレタン素材に含まれる“アミン”という化学成分が独特の臭いの原因です。
“ウレタン素材”とはポリウレタンと呼ばれる物で、プラスチックの一種です。
ウレタン自体にはそれほど臭いはありませんが、色々な化学成分を混ぜて作られていて
その成分のうちの一つである“アミン”が臭いを発しています。
そしてウレタンには↑写真のように無数の気泡が含まれています。
その気泡の中に化学成分(アミン)の臭いが残ってしまっていることが
私たちが“臭い”と感じる要因になっています。
ウレタン素材は日常生活の中でも目にする様々なものに使われていますが
用途などによって生成法や形状が違うので、全てのウレタン素材の商品が
臭うという訳ではありません。
ウレタン素材の枕を使わなければ、新品でも臭うことは避けられますが
程よく頭や首を支えてくれて気持ちいい低反発・高反発枕には
ウレタン素材が用いられていることが多いです。
臭う素材② 羽根・羽毛素材
羽根や羽毛素材も臭う素材です。
フェザーとダウンと言えばピンとくる方もいるかもしれませんね!
この2つはどう違うのか簡単に比較してみました↓
|
羽毛(ダウン)![]() |
|
におい | ◎ 強い | △ 弱い |
価格 | ↓ 安い | ↑ 高い |
同じ羽製の枕でも使われている部分によって
価格、臭いの強さ共に違うことが分かります。
羽根・羽毛は元々生きている鳥(水鳥)から採取されるので
採取されたばかりの羽根・羽毛には汚れや細菌などが付着しており
それを洗浄してから製品に使われます。
この洗浄に関して、日本では洗浄度の基準が定められていますが
安い製品は海外で生産されているので
洗浄がしっかりされていない可能性があります。
洗浄がしっかりされていない = 臭いの元が残っている ということです。
更に、羽軸は小さい空洞になっていて、その中まで完全に洗浄することは不可能とされています。
なので、安い羽根(フェザー)製の枕を買ってしまうと臭いが強い傾向にあります!
羽根・羽毛枕を選ぶ際は多少値段が高くても
国内産で洗浄度がしっかり明記されているものを購入するのが安心です!
新しい枕が臭う時の対処法
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ウレタン素材、羽根・羽毛素材の枕を避けるとほとんどの枕が
選択肢から外れることになってしまいます。
自分に合った枕を選ぶためには、選択肢はたくさんある方がいいですよね!
でも、新しく買った枕がもし臭かったら…最悪!
洗濯してみる? 消臭剤振り撒いてみる?
いっそのこと処分して別のを新しく買う?
諦めなくて大丈夫!!
ちゃんと素材に合った臭いを取る方法があります!!
ウレタン枕の場合
数日間風通しの良い場所に陰干ししましょう!
なぜ陰干しなのか?
ウレタンは紫外線に弱いという性質があるからです。
物を干す時は天日干しの方がいいイメージがありますが、ウレタン素材に関しては
逆効果になってしまいますので必ず陰干しするように気をつけてください!
一手間加えるなら、気泡を潰すイメージで枕をぎゅっと抑えたりしてみましょう。
前の原因のところにも書きましたが、ウレタン素材には無数の気泡が含まれていて、
その中に化学成分の臭いが残ってしまっています。
風を通すだけでなく気泡を潰して臭い成分を逃すようにすると臭いが取れやすくなります。
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羽根・羽毛枕の場合
これに関しては2つの方法があります。
1つは日陰干し、もう一つは洗濯です。
日陰干し
羽根に残った油脂と湿気が混ざると獣臭が強くなってしまいます。
湿気を取り除くために、まずは日陰干しをしてみてください。
天日干しは生地を傷める可能性があるので日陰干しの方がオススメです。
その際、枕の中にたっぷりと空気を含ませるようにしてから干すと
羽根同士の間に空洞が出来て湿気が抜けやすくなります。
日陰干しの難点は
・即効性がない
・臭いの軽減は出来ても完全に除去するのは難しい
という点ですが、試してみる価値はありますので
時間がある方は是非やってみてください!
洗濯
まずは表示タグを確認していきましょう。
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赤枠のマークが書いてあった場合は、家庭での洗濯禁止です。
家での洗濯は諦めてクリーニング店に依頼しましょう。
大体1,000〜2,000円程度で依頼できます。
プロにお願いすることで家での労力を省ける上に確実に綺麗にしてくれるので
臭いを取るためだけでなく、定期的に綺麗にできるといいですね!
家庭での洗濯が可能だった場合は、表示に書いてある通りの方法で洗濯しましょう。
まとめ
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今回は新品の枕でも臭ってしまう主な素材を紹介しました。
この2種類の素材を避けた自分に合う枕を見つけられると1番いいかもしれませんが
なかなか探し出すのも一苦労…
せっかく新しいのを買ったのに捨てるのも
お金をドブに捨てるようなもので悔しいですよね。
枕の素材ごとに臭いの原因も除去の仕方も違います。
普段何気なくいいと思ってやってしまう洗濯や天日干しが
素材によっては逆効果になることも!!
今回は素材に合った臭い除去の方法を紹介しているので
あなたが新品の枕を買った時に「変な臭いがしたらどうしよう…」と
怖がる必要はもうありません!!
是非これらの方法を参考に臭いの気にならない最高の枕で最高の睡眠を!!