枕カバーを外したら枕が黄ばんでた!!
なんて焦ったことありませんか?
- 枕の黄ばみは、どうすれば取れるの?
- 黄ばみの原因は何?
- 枕が黄ばまないようにしたい!
こんな悩みや疑問がある人は、ぜひこの記事を読んで解決してください。
- 黄ばみは、汚れの酸化が原因
- つけおき漂白⇒洗濯のやり方
- 黄ばみの予防方法
どうしたらいいのやら・・・
Contents
黄ばみを落とす前に大切なこと
黄ばみって、そもそも何か知っていますか?
汚れが酸化(乾いた)したもの
例えばリンゴを切って少し置くと茶色くなりますよね。
それは、リンゴの断面が空気(酸素)に触れて乾き(=酸化)茶色くなったということなんです。
で~黄ばみは、落とせるんですか?
原因を知ることで、あとで洗濯や予防する時にわかりやすいのよ!
黄ばみの原因
私たちがいつも通り寝ているだけで、枕には色々な汚れが付きます。
- 汗
睡眠中はコップ一杯の汗をかくと言われ、その汗を枕が吸収してしまっている。
吸収された汗が乾燥したとき黄ばみの原因になる。 - 皮脂
皮膚から出る油で、睡眠時は多く分泌される。
枕に付着した皮脂が乾くと黄ばみの原因になる。 - ぬれた髪の毛
生乾きの髪で寝ると、枕に水分や髪に残ったシャンプーなどが付着する。
黄ばみやカビ・臭いの原因になる。
- よだれ
ひどい疲れや鼻詰まりなどで口呼吸になるとよだれが枕に付着し、汚れがたまり黄ばみの原因になる。 - 洗剤カス
洗濯の時に流しきれなかった洗剤カスがたまり、」黄ばみの原因になる。
男性の方が黄ばむ理由
同時期に使い始めても男性の方が、先に黄ばむことがあると思います。
それは…女性に比べて新陳代謝がいいため皮脂量が多く、汗をかきやすいからです。
そのため黄ばみやすくなるんです。
汚れを溜めないためにも枕カバーをして、カバーの洗濯頻度を多くするといいですよ。
黄ばみで体の不調が出る!
見た目も不快ですが、そのほかに睡眠や健康にも影響を与えるんです。
枕に吸収された皮脂や汗で湿気と汚れが溜まり黄ばみができますね。
これは雑菌やダニが大好きな環境なんです。
つまり放っておくと…あなたの枕は『雑菌やダニの大繁殖場』となってしまうんです。
そして増えた雑菌やダニが原因で様々なトラブルが!!
- 雑菌やカビの繁殖
- 肌荒れ
- かゆみ
- アレルギー
- 肺炎
枕キレイにしなきゃ~
洗濯タグのチェック
枕には、「洗える枕」と「洗えない枕」があります。
愛用の枕は、どちらのタイプか洗う前に洗濯タグのチェックが必要です。
①桶のマークは「洗濯機可」新・洗濯表示には洗濯機の記号がありません。家庭で洗濯できるものはすべて桶のマークで表されます。手洗いしかできないと勘違いしないように注意しましょう。
②桶のマークに手が入ったら「手洗い可」①で紹介したとおり、「桶のマーク=洗濯機可」なのですが、桶の中に手を入れている洗濯表示があれば、それは手洗いすべき衣類です。うっかり他の衣類と一緒に洗濯機で洗ってしまわないように注意しましょう。
引用元:d fashion
また干し方によっては枕自体を悪くしてしまい、寿命を短くしてしまうので確認してください。
引用元:iyomemo
黄ばみ落としの洗い方
黄ばみは雑菌の温床なので、洗濯して白くキレイな枕にしていきましょう。
枕と一緒に洗ってキレイにすると良いわね。
洗濯機で洗う場合
先ほど載せた桶のマークがあれば洗濯機の使用がOKです。
しかし枕をそのまま洗濯機に入れるのは劣化する原因になるので、オススメできません。
劣化を防ぎながら、黄ばみを落とす方法を紹介していきます。
- 酸素系漂白剤(※手袋をして使いましょう。)
- 粉末洗剤
- 桶やバケツ(枕がスッポリ入るくらいのサイズ)
洗剤の形状で洗浄力が違います。
液体洗剤:中性で、洗浄力が弱い。
粉末洗剤:弱アルカリ性またはアルカリ性で、洗浄力が強い。
そのため手ごわい汚れの黄ばみには、粉末洗剤がオススメです。
- 枕カバーを外す。
- 桶にお湯(40~50℃)を準備し、粉末漂白剤を溶かす。
※温度が高すぎてしまうと汚れが落ちにくくなったり、漂白剤が本来の力を発揮できなくなるので注意 - 漂白剤の溶けたお湯の中に枕・枕カバーをつける。
※枕の中にしっかりと染みこませるために、ギュッと沈めて吸わせましょう。
- 30分~2時間程度つけおく。
- ネットに入れて洗濯機に入れる。
- 粉末洗剤を入れて、デリケートモード(水流が弱い洗濯モード)で洗濯
※水流が弱くないと、枕自体が傷んでしまうので注意 - 洗濯表示を見て、天日干しまたは日陰干しでしっかりと中まで乾かす。
※生乾きだとカビが生えることがあるので注意
手洗いで洗う場合
先ほど載せている桶+手のマークが手洗い表示です。
洗濯機のデリケートモードを使っても枕が傷んでしまうことがあるので、手洗いすることをオススメします。
次の方法で黄ばみを落としていきましょう。
- 桶やバケツ(枕がスッポリ入るサイズ)
- 酸素系漂白剤(※手袋をして使いましょう。)
- 中性洗剤
- 洗濯ネット
正直洗い方あってるのかな~って思いながら洗ってるな~
- 枕カバーを外す。
- 桶にお湯(~40℃)を準備し、粉末漂白剤を溶かす。
※手洗いマークの素材は上限40℃までとされています。
また温度が低すぎると漂白剤が効果を発揮できません。 - 漂白剤の溶けたお湯の中に枕・枕カバーをつける。
※枕の中にしっかりと染みこませるために、ギュッと沈めて吸わせましょう。
- 30分~2時間程度つけおく。
- すすぐ
この後洗うため、軽く流す程度で大丈夫です。 - 新たに、桶にお湯(~40℃)を準備し中性洗剤を溶かす。
※粉末洗剤を使うと洗浄力が高いので良いのですが、溶け残ることがあります。
洗剤カスも黄ばみの原因になるため、液体の中性洗剤を使いましょう。 - 枕を沈め、お湯を吸わせてから押し洗いする。
※押し洗い:手のひらで押す・すくいあげるを20回ほど繰り返す - 水ですすぐ。押し洗いと同じ方法で3~4回ほど水を変えながらすすぐ。
※水に沈める前に、一度ギュッとおして中の洗剤水を出してからすすぎましょう。 - 洗濯ネットに入れて洗濯機で30秒ほど脱水する
※洗濯ネットは、生地がいたんだり型崩れすることから守ってくれるので使いましょう。 - 洗濯表示を見て、天日干しまたは日陰干しでしっかりと中まで乾かす。
室内で干す場合は、風通しの良いところ・扇風機などで風の流れを作ると早く乾きます。
洗濯できない枕の場合
洗濯できないからといって、あきらめてはダメですよ!
簡単な方法をご紹介します。
- 酸素系漂白剤と中性洗剤をタオルに染みこませて拭く
タオルはしっかりと絞りましょう。水分が枕にたくさんついてしまうとカビの原因になってしまいます。
①黄ばみに叩くように拭き。
➁水で濡らしたタオルで水拭き。
③乾いたタオルで水分を拭き取り、乾かす。 - 天日干し
洗濯表示で天日干しOKであれば、干して湿気を取りましょう。
また太陽光には、消臭効果や殺菌効果もあります。
やりすぎは生地を傷めてしまうので週1回程度にしましょう。 - クリーニングに出す
黄ばみがひどすぎたら、枕の買い替え
漂白つけおき・洗濯を頑張ってしてみても黄ばみを解消できなければ、残念ですが…買い替えなければなりません。
- 「つけおき漂白→洗濯」をしても黄ばみが取れない。
- 黄ばみの範囲が広い
愛着ある枕でも、感謝をこめてサヨナラしましょう。
手遅れになる前に、黄ばんだ枕を放置せずキレイにしてあげること。
また予防をするようにしましょう。
黄ばみの予防方法
黄ばみがしつこい場合や広範囲の場合になってしまっては、手放さなくてはいけません。
そうならないために黄ばみを予防して、気持ちよく枕を使いましょう。
- 枕カバーをする
厚めの生地のカバーだと、より汗を吸収してくれるのでオススメです。
洗濯は週1~2回、夏場は汗をよくかくので週2回程度しましょう。 - 枕を洗う
半年に1度は洗濯して清潔にしましょう。 - 布団クリーナー
皮膚片や髪の毛を取り除けるので、原因を減らすことができます。
また除菌機能がついていれば雑菌の繁殖を遅らせることができます。
まとめ
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
これらの方法で黄ばみが取れて、気持ちよく寝れますように
- 黄ばみを見つけたら、放置しない
- 黄ばみは雑菌やダニの繁殖場所になる
- 漂白剤のつけおきで、黄ばみを落とす
- 黄ばみを放置するとアレルギーや肺炎を起こすことがある
- 黄ばみ予防は厚手の枕カバーがオススメ
- 半年に1度は枕を洗濯する