高反発枕で寝ると、朝起きたときの肩こりがひどい…
何だかスッキリしない
体が重い
と感じているそこのあなた!
もしかするとお使いの高反発枕、正しく使えていないかもしれません。
高反発枕を正しく使う方法は、ずばり「マットレスと首の隙間を埋める」ことと「枕の大きい山を首元にする」ことです。
そこで本記事では、高反発枕の正しい使い方と具体的な選び方をご紹介します。
- 高反発枕の正しい使い方
- 高反発枕の選び方
高反発枕の正しい使い方を知るだけで、朝の目覚めが格段によくなりますよ。
是非最後までご覧ください。
高反発枕の正しい使い方
皆さんは高反発枕の正しい使い方をご存知でしょうか。
普通に頭を乗せて寝たらだめなのかしら??
枕にも正しい使い方があるの!ポイントは3つよ!!
- 高反発枕でマットレスと首の隙間を埋める
- 高反発枕の大きい山を首元にする
- 高反発枕の特徴を知る
高反発枕でマットレスと首の隙間を埋める
寝ている時、マットレスと首の間に隙間がある方、いらっしゃいませんか?
この場合、高反発枕を首のカーブにフィットさせて、マットレスと首の間に生まれる隙間を埋めることがとても大切です。
図のように肩が少し枕に乗るように寝ることで、マットレスと首の間に生まれる隙間を埋めてあげることができます。
我々の頭は約6kgと重く、その重みが寝ている間中、枕との接触面に集中します。
それがもし後頭部の一点集中だった場合、肩や首が緊張したままになり、後頭部の血流が悪くなり、しびれを感じたり肩こり・頭痛の原因になったりします。
後頭部の一点集中を軽減させ、頭の重みを分散させることで、体の不調を防げます。
実はこの使い方は高反発枕だけでなく、低反発枕やウレタン枕、そば殻枕など、どの素材の枕でも同じことが言えます。
もし、高反発枕以外の枕をお持ちの方がいれば、是非実践してみてください。
高反発枕の大きい山を首元にする
高反発枕の使い方で多くの人が間違えているのが、高反発枕の向きです。
皆さんは高反発枕の小さい山と大きい山、どちらを首元にあてて寝ていますか?
この場合、高反発枕の小さい山を首元にして寝てしまうと、本来首があるべき自然な「くの字」がなくなり、首が凝ったり呼吸がしづらくなったりします。
その結果、朝起きた時の不快感に繋がることになります。
このように間違った枕の使い方をして、自然な体のラインが損なわれた結果、体に様々な悪影響が出てきます。
- 肩こり
- 腰の痛み
- 頭痛
- 手のしびれ
- 自律神経の乱れ
高反発枕の特徴を知る
これは正しい使い方とは少し違いますが、高反発枕の「特徴を知る」ことで、より正しく高反発枕を使えるようになるため、ご紹介させていただきます。
- 反発力が高い
- 適度な硬さで首や頭をしっかりをサポートしてくれる
- サポート力があるため、首や肩回りの負担を軽減できる
- 反発力が高いため、自分に合わないものを使い続けると体の不調につながる
- 素材によってお手入れ方法が異なる
高反発枕は反発力がとても高いため首や頭をしっかりとサポートしてくれるメリットがある一方、自分に合わない高反発枕を使い続けると反発力が邪魔をして体の不調につながるというデメリットを持ち合わせています。
一度ご自身がお使いの高反発枕を見返してみてください。
寝た時にご自身の首や肩がきれいにフィットしていますか?
隙間があったり筋肉に緊張が走っていたりする高反発枕は、今のご自身には合っていないということになります。
また高反発枕はファイバー、ウレタン、ラテックスという素材に分類されます。
それぞれの素材に適したお手入れ方法を知っておけば、より正しく高反発枕を使うことができます。
メリットとデメリット、素材別のお手入れ方法を理解すること!!これが、高反発枕を正しく「知る」方法です。
高反発枕のお手入れ方法はコチラ
>>高反発枕は洗濯できる?素材別の洗い方から間違って洗濯した時の対処法まで徹底解説!
高反発枕の選び方
枕を選ぶ時、重視したいポイントを押さえましょう。
- 適切な硬さ(首のラインにフィットするか)
- 適切な高さ(マットレスと首の隙間が埋まる高さか)
- 素材感(ご自身に合った素材か)
まずは適切な硬さかどうかをチェックしましょう。
例えば普段は柔らかめの枕が好きだとしても、実は硬めの枕の方が合うということがあります。判断基準は首にフィットしているかどうかです。
好きな硬さと合う硬さは違うということを覚えておきましょう。
そして適切な高さかどうかも大切です。
寝た時にマットレスと首の間に隙間があれば、その枕は高すぎることになります。
図のように自然なS字カーブの寝姿勢になる枕を見つけてみてください。
高さ調整の可能な高反発枕を選ぶと、失敗もしにくいのでおすすめです。
もう一つ大切なポイントはご自身の重視したいポイントに合った素材であるかということです。
ファイバー(硬めが好みで通気性、衛生面に注意して使いたい人におすすめ、丸洗いができる) ウレタン(柔らかい寝心地を好む人におすすめ、丸洗いができない) ラテックス(通気性が良く弾力があり、汗がこもりにくく抗菌・防ダニ効果がある)
ちなみにラテックスは素材に天然ゴムを使用しているため、ゴムアレルギーの人は使用できません。
このようにご自身の重視したいポイントに合った素材を選ぶことも重要です。
まとめ
今回は高反発枕の正しい使い方と、具体的な選び方をご紹介させていただきました。
- マットレスと首の隙間を埋めるように使う
- 大きい山を首元にあてて寝る
- 反発力が高いので、ご自身にフィットしないものは選ばない
- 適切な硬さ、適切な高さ、素材感に注意して選ぶ
ご自身に合った高反発枕を正しく使うことによって、より快適な睡眠とスッキリとした目覚めが訪れますように。
最後までご覧くださりありがとうございました。