「おすすめされて低反発枕を使っているんだけど、目覚めが悪い…」
「そもそも正しい使い方ってあるのかな?」
と疑問に思っているそこのあなた!
実は低反発枕にも正しい使い方があるんです。
例えば、低反発枕の上下を間違えて逆向きに使用していませんか?
たったこれだけの間違いで適切な高さによる快眠効果を得られない可能性があります。
逆に言えば、これさえマスターすれば快適な睡眠を手に入れられます。
そこで本記事では、低反発枕の正しい使い方や間違った使い方による悪影響についてご紹介します。
- 低反発枕の正しい使い方
- 間違った使い方(逆向き使用)による悪影響
記事を読めば、今日からあなたも安眠間違いなし!!
是非、最後までご覧ください。
Contents
低反発枕の正しい使い方
低反発枕の正しい使い方をみていきましょう。
- 大きい山は「首元」に、小さい山との間に後頭部が来るように使用する
- 枕と肩の間に隙間をつくらないようにする
- 枕の高さに注目
大きい山が首元
低反発枕は大小2つの山がそれぞれ首元・後頭部に当たるようにできています。
どちらも同じように感じますが、実は横からみれば一目瞭然です。
この場合、大きい山の部分に「首元」、大きい山と小さい山の間に後頭部という使い方が正解です。
これによって首への負荷を軽減することができます。
- 小さい山を首元にすることによって、自然な「くの字」ができずに首に負荷がかかる
- 首への負荷によって体全体に悪影響が出てくる(次章で詳しく説明します)
快適な睡眠を手に入れるためにも、正しい向きで低反発枕を使うことをおすすめします。
枕と肩の間に隙間を作らない
低反発枕と肩の間に隙間ができたまま使用しないように心がけてください。
なぜなら隙間があるまま使用することによって、肩こりに繋がる可能性があるからです。
加えては成人の頭の重さは約4〜6㎏あり、その重みが頭だけに集中してしまうと体圧で頭の血流が悪くなり、睡眠に悪影響を及ぼします。
枕と肩の隙間をなくすだけ!たったこれだけの方法でいいんです。
とても簡単な方法なので、是非試してみてくださいね。
枕の高さに注目
また正しく使っているのに何だかスッキリしない人は、枕の高さが原因かもしれません。
低反発枕を初めて使う方の中には、「低反発枕の沈みに体がなかなか慣れない」と感じる方もいます。
その違和感から肩こりになる人もいるんです。
実は寝具は少し試しただけでは、本当に自分の体に合うかどうか判断することは難しいんです。
それでも違和感がある場合は、今まで使っていた枕の高さに近い低反発枕を試してみてください。
試していくほどに理想の枕に近づけるかもしれません。
間違った使い方(逆向き使用)による悪影響
低反発枕の間違った使い方よって生じる問題点をみていきましょう。
- 肩こりの原因
- 腰の痛み
- 頭痛
- 手のしびれ
- 自律神経の乱れ
肩こりの原因
そもそも肩こりは、ずっと同じ姿勢でいることにより筋肉が固まり血流が滞ることによって起こります。
つまり寝ている間の姿勢によっては、首元に血流が滞り肩こりに繋がってしまうということです。
快適に過ごすためにも正しい使い方をしましょう。
腰の痛み
人は基本姿勢として「背骨が緩やかなS字カーブを描く状態」を理想としますが、そのバランスが崩れることによって、首や肩、腰などに痛みが生じます。
結果として腰の痛みに繋がるため、低反発枕は正しい向きで使用しましょう。
頭痛
結果として血流が滞り筋肉が固まって頭痛が発生します。
朝起きた時に「何だか頭がスッキリしないな」「頭痛がするな」と思っていた方、もしかするとそれは低反発枕の逆向き使用が原因かもしれませんよ。
手のしびれ
手がしびれるの?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
実はここにも「首」が関係してきます。
首には脊髄という太い神経があり、そこから細い神経が枝分かれしています。
この脊髄が何らかの圧迫を受けることで、細い枝分かれした神経にまでしびれが起こるのです。
だからこそ正しく低反発枕を使う必要があります。
自律神経の乱れ
そうね…低反発枕を逆向きに使用してしまうと、枕の小さい山に首を乗せることになるでしょ!
結果として、顎が上向きになり首が伸び、頭に血が上ってのぼせた状態になるの…
低反発枕の逆向き使用でここまで体に悪影響が出てくるとなれば、今すぐ使い方の見直しが必要ですね。
「低反発枕の大きい山を首元にして、枕と首元の隙間を埋める」たったこれだけでこれらの悪影響を回避できるかもしれません。
是非、実践してみてください。
まとめ
今回は低反発枕の正しい使い方と逆向き使用による悪影響についてご紹介しました。
- 低反発枕は大きい山を首元に小さい山との間に後頭部が来るように使用する
- 低反発枕と肩の間に隙間を作らない
- 低反発枕の高さが重要
- 逆向きに使用すると肩こり、手のしびれ、自律神経の乱れなどの悪影響がある
快適な睡眠を保つためにも、正しい使い方をして理想的な寝姿勢を手に入れてあげましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。