「朝起きると肩甲骨のあたりが重く感じるな」
「何だか肩甲骨に痛みを感じるな」
という悩みのお持ちの方!!
もしかするとその原因は、ご自身に合っていない枕の使用や枕の間違った使い方にあるかもしれません。
そこで本記事では、肩甲骨が痛くなる原因、枕の正しい使い方についてご紹介します。
- 肩甲骨が痛くなる原因
- 枕の正しい使い方
この記事を読み終わる頃には、長年の痛みから解放され快適な睡眠を手に入れられるかも!
是非、最後までご覧ください。
肩甲骨が痛くなる原因
朝起きた時に肩甲骨が痛い原因は、何だと思いますか?
例えば、スマホの見過ぎ、姿勢の乱れ、寝相が悪い…など色々思い当たる節があるのではないでしょうか。
その中でも今回は、寝ている時に使用する枕に焦点を当てて、原因を追究していきたいと思います。
枕の高さが合っていない
枕の高さがご自身に合っていないと、寝ている時の寝姿勢が不自然な形になってしまい、寝ている間中首が緊張したままになってしまいます。
その結果、朝起きた時に肩甲骨がダル重く感じたり、痛みが走ったりすることになります。
合わない枕を使うことで、結果として肩甲骨に痛みが出てしまいます。
肩甲骨に痛みが出るまで
- 高さの合わない枕
- 首が緊張する
- 菱形筋に緊張、疲労がたまる
- 肩甲骨の痛みに繋がる
不調を起こさないためにも、まずはご自身に合った枕の高さを知ることから始めましょう!!
自分に合った枕の高さって、どうやったらわかるの?と疑問をお持ちの方!
下記を参考にしてみてください。
- 首のカーブの深さを知る:壁に頭と肩をくっつけて壁と首との距離を測る(平均:男性5〜6㎝、女性3〜4㎝)
- それに2㎝足す(枕が少し沈むためプラス2㎝が理想)
個人差はあるので、必ずご自身のまっすぐな寝姿勢から微調整して使用してください。
今お使いの枕のまま、タオルを枕の下に敷くなどして微調整することもできますので、是非試してみてください。
枕が硬すぎるまたは柔らかすぎる
枕がご自身にとって硬すぎても柔らかすぎても、肩甲骨に不調を起こします。
しかし硬すぎるか柔らかすぎるかなんて、どうやったらわかるのでしょうか。
- 硬すぎる枕:首と枕が安定せず首を正しくサポートしてくれない
- 柔らかすぎる枕:頭が沈み込んで首が後ろに反り返ってしまう
このような場合は、お使いの枕が硬すぎるまたは柔らかすぎることになります。
どちらにしても枕の高さ同様、寝ている間中首が緊張したままになり、肩甲骨に痛みが出てきます。
しかし枕が柔らかすぎる人の場合、応急処置も可能です。
例えば、枕の上にタオルを敷くなどして柔らかさを半減させてあげることで、首元の緊張を緩和することができます。
このように今お使いの枕をそのまま使うこともできるので、自分には合わないからと諦める必要はありません。
是非お気に入りの枕で、快適な睡眠を手に入れてみてください。
枕の使い方が間違っている
皆さんは、枕の上に頭を乗せるだけという枕の使い方をしていませんか?
これは間違った枕の使い方です。
これでは首とマットレスの間に隙間が生まれてしまい、一晩中首を緊張させたまま眠ることになります。
結果、朝起きた時に首が疲れ肩甲骨が痛くなっていたりするのです。
枕の正しい使い方は次の章でご紹介します!
枕の正しい使い方
肩甲骨に負担をかけないための正しい枕の使い方はズバリ!
「枕を首のカーブにフィットさせて、マットレスと首の間に生まれる隙間を埋める」ことです。
隙間を埋めることで後頭部への一点集中を防ぎ、首への負担を減らすことに繋がります。
枕を使うとき、頭だけでなく肩先も枕に乗せるように使ってみて!!
この重さを後頭部だけで支えず分散させるためにも、正しく隙間を埋める必要があるのよ!!
正しく隙間を埋めることで、後頭部のみへの一点集中を回避し、重さが分散されることで、快適な睡眠へ導いてくれます。
また枕を使っていない人も、是非使っていただくことをおすすめします。
枕を使わないということは、マットレスと首の間に隙間ができ不自然な寝姿勢になってしまい、下記のような負の連鎖が起こります。
- あごを引いた状態になる
- 頸椎に負担がかかる
- 肩が緊張し肩甲骨が凝り固まる
- 朝起きた時のだるさや体の重さ、節々の痛みに繋がる
今まで枕を使っていなくて肩甲骨に痛みがあったという方も、枕を使えば一気にお悩みも解決するかもしれません。
これを機に、是非枕を使ってみてください。
きっと快適な睡眠を手に入れられますよ。
まとめ
今回は肩甲骨が痛くなる原因と、枕の正しい使い方をご紹介しました。
- ご自身に合った枕の高さを知る
- 硬すぎるもしくは柔らかすぎる枕は肩甲骨の痛みの原因になる
- 「枕の上に頭を置くだけ」は間違った枕の使い方
- 正しい枕の使い方は「枕でマットレスと首の間にある隙間を埋めること」
ご自身に合った枕を知り正しく使うことで、より快適な睡眠を手に入れてみてください。
最後までご覧くださりありがとうございました。